フットジェルの注意点!

こんにちは!

下関市岬之町の彩nailです。

ついに梅雨に突入しましたが、まだ蒸し暑さはあまり感じず、割と過ごしやすい日が続いていますね。

これから夏に向けてフットネイルが増えてくるので、今回はフットネイルの注意点についてお話していきます。

 

夏の間だけフットジェルを楽しまれる方も多いですが、皆様、フットジェルの付け替えorオフの期間はきちんと守っているでしょうか?

実は足の爪のトラブルは、ジェルネイルの付けっぱなしが原因のことも多いのです。

フットジェルは取れるリスクも少ないので、自然にとれるまで付けっぱなしな方も結構いらっしゃいます。

三か月くらい切らずに放置している方もまれにいます・・

付けっぱなしが良くない理由を解説していきます!

 

個人差はありますが、通常足の爪は一カ月に1,5ミリ程度伸びるとされていて、これは手の爪の半分の速度です。

手のジェルネイルの付け替え目安は3~4週間なので、単純に伸びるのが遅いフットジェルは2か月は持つと考えがちですが、実はそうとも言えません。

伸びる速度と生活の状態で変わってくるのですが、基本は一か月~一か月半以内に付け替え、またはオフがおすすめです。

 

写真を使って分かりやすく説明していきますね!

まず、これが付けたての状態です。

爪の状態により長さ等は変わってきますが、基本サロンでは指先より爪が出ない長さにカットします。

短すぎても長すぎてもNGなので、先端より一ミリ手前くらいにカットすることが多く、長さは四角めに整えます。

これが一番トラブルが起きにくい形とされています。

 

フットジェルは取れるリスクも少ないので一度付けたら放置の方も多いですが、この放置が危険なのです!!

このように爪が大幅に指先側から出てしまった場合、靴や靴下などの履物の影響を爪が直接受けてしまうようになります。

靴が分かりやすいですが、靴を履くと足全体がホールドされますよね。

歩く時は足先で蹴り上げるので、爪が指先から出ていると、その爪の先端に自分の体重分の負荷がかかるわけです。

※黒い線は靴を履いているイメージ

写真のように、爪の先端から奥に押されるような負荷がかかり、爪を作る組織を傷つけてしまう恐れがあります。

この状況が長く続けば爪はダメージが蓄積され、新しく作られた爪に何らかの異常が現れてきます。

爪は当たり前に生え変わるものと思われていますが、長年のダメージが蓄積されていると、爪の形成組織が破壊され、正常な爪を作る力がなくなっていくことも考えられます。

巻き爪、爪が重なるように生える重複爪、分厚くなる肥厚爪など、トラブルを起こしてしまうとセルフでのケアが難しくなりますし、何より見た目も気になりますよね。

このようなトラブルを防ぐために、ジェルを付けっぱなしはせず、適切な周期でオフ、または付け替えるのがおすすめなのです!

 

私がフットケアの知識を学んでいるグループでは様々な症例を共有するのですが、先ほどのトラブル爪の写真は軽いほうで、実際もっと大変な状態になっている方もいます。

状態のレベルによっては、現状で生活がしやすい状態に整えるのが精一杯な方もいらっしゃいました。

つまり、元々の綺麗な爪に生え変わるのはもう不可能で、今の爪の一番ベストな形にするのが限界というわけです。

 

見えないからと軽視されがちですが、ハンドよりフットネイルの放置の方が様々なリスクが伴うので、

  • 年齢を重ねてもある程度見た目は綺麗なままでいたい
  • しっかり歩ける足でいたい
  • 痛みやトラブルを起こしたくない

と思う方は、適切な周期を守るようにしてください。

 

ジェルネイルを付けると持ちも良いし綺麗ですが、何も塗らなくてもフットケアや家でのお手入れを続けると綺麗は十分保てます。

見た目の美しさだけでなく、土台の爪そのものの健康と美しさを保てるよう、意識して生活してみてくださいね!

 

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